LPS(リポポリサッカライド)とは?LPSサプリや食品で免疫を高める効果!

LPS,リポポリサッカライド

 

LPS(リポポリサッカライド)とは、自然界に存在する細菌が持っている成分で、人間の免疫力を保つのに欠かせない成分です。

 

最近、LPSを配合したサプリメントや化粧品などが多く発売され、注目を集めている成分。

 

このLPSには、具体的にどんな効果があるのか?
LPSを多く含む食品やサプリメントは?

 

今回は、最近注目されているLPSについてご紹介します!

 

今注目!最先端成分「LPS」と乳酸菌配合!【パワーLPSwith乳酸菌サプリ】

LPSは免疫に欠かせない

LPSは、グラム陰性菌という細菌の外膜に存在する成分で、日本語では「リポ多糖」とも呼ばれています。

 

構造的には脂質と多糖類が結合していて、糖脂質と呼ばれる物質です。

 

グラム陰性菌は自然界に多く存在していて、古くから人間が食べる野菜や果物によって摂取されてきました。

 

人間の身体には、腸内細菌や皮膚常在菌など数多くの細菌が住んでいますが、このグラム陰性菌もそのひとつで、そのグラム陰性菌から生まれるLPSは、特に人間の免疫力を高める成分として欠かせないものです。

 

人間の免疫力は、「マクロファージ」という細胞が侵入した有害物質を退治することで保たれています。
LPSには、マクロファージを活性化し、免疫力を高める効果があるのです。

 

これは病気だけでなく、アレルギーやアトピーなどの免疫異常に対しても改善効果があると言われています。

 

リポ多糖(LPS)は、マクロファージ等の細胞表面にあるToll様受容体(TLR; Toll-Like Receptor)4を含む複合体によって認識されます。その後、様々なシグナル伝達を経て活性化した転写因子であるNFκBやIRFが核内へと移行し、TNF-αやインターロイキン(IL)など免疫系において重要な役割を持つサイトカイン遺伝子の発現を誘導します。
一方、免疫賦活成分として有名なβグルカンやペプチドグリカン、乳酸菌などはTLR2を介して同様の伝達が行われます。
マクロファージの活性化の指標となるNO産生能は、βグルカンなどと比較して1000〜10000倍の活性があることが分かっており、LPSは免疫活性化を効率よく誘導します。
また、LPSによる免疫活性化は、自然免疫とTh1を中心とする細胞性免疫であり、Th2への分化は抑えられるため、アレルギーを結果的に起こりにくくすると考えられます。
株式会社東洋発酵HPより

 

LPSは免疫ビタミン?

人間の免疫力を保つのに欠かせないLPSは、自然界の植物や野菜・果物に多く含まれています。

 

しかし、近代になって人間は自然と関わる機会が減少し、食べる野菜や果物も農薬や精製によって栄養素が減少しているため、LPSの摂取量は激減していると考えられています。

 

2002年にヨーロッパで行われた研究では、田舎の子供と都会の子供を比較すると、都会の子供のほうが喘息やアトピーが多い原因として、田舎の子供は、グラム陰性細菌のLPSを乳幼児期に自然摂取することでアレルギー体質になりにくい事が裏付けられました。
Braun-Fahrlander C, Riedler J, Herz U, Eder W, Waser M, Grize L, et al. Environmental exposure to endotoxin and its relation to asthma in school-age children. The New England journal of medicine. 2002;347(12):869-77.

 

LPSを含むグラム陰性菌は、植物の表面や根に付着しており、植物が多い森のなかでは、空気中にも漂っています。
こういった自然豊かな環境で、空気中やオーガニックな野菜からグラム陰性菌を多く摂取することで、LPSにより免疫力が強化されていくのです。

 

近代化によって摂取量が減り、健康に支障が生まれたことが発見のキッカケになった栄養素といえば、いちばん有名なのは「ビタミン」です。

 

江戸時代、玄米を精米して白米を食べる習慣が広まったことで、江戸では「脚気」が大流行しました。
江戸に移住すると脚気になる。田舎に戻ると治る。

 

このため、脚気は「江戸患い」とも呼ばれ、昭和初期まで日本の国民病だったのです。

 

脚気の原因を研究した結果、原因は「ビタミンB1の不足」だったことが分かりました。
玄米の糠に含まれるビタミンB1を摂取しなくなったことで、日本人は慢性的なビタミンB1不足となっていたのです。

 

その他にも、長期間新鮮な野菜を食べられない航海士の間では、壊血病が深刻な問題でした。
これは、新鮮な野菜に含まれるビタミンCの不足が原因です。

 

このように、数万年をかけて進化してきた人類が、文明の発達と共に必要な栄養素を摂らなくなり、健康に支障が出るケースは枚挙に暇がありません。

 

LPSも、農業の近代化が進んだ1960年代以降に不足が深刻となり、自然が少ない都市部を中心に、アレルギーやアトピーなどの免疫異常を患う人が増えているのです。
日本でも、アトピー性皮膚炎、花粉症、食品アレルギーなどは、地方よりも都市部のほうが有意に罹患者が多いと言われています。

 

LPSは厳密にはビタミンではありませんが、、、

 

@生物の生存・生育に必須な栄養素→不足すると、疾病や成長に障害が出る。
A生体内で合成することができないので、外部から取り込む必要がある。
B炭水化物・タンパク質・脂質以外の有機化合物である。

 

というビタミンの定義ともピッタリ当てはまるため、「免疫ビタミン」とも呼ばれているのです。

 

LPSが不足すると免疫力が落ちる

LPSには美肌効果も?

LPSは病気を防ぐ免疫力を高めるだけでなく、過剰な免疫反応を抑え、皮膚の炎症を抑える働きもあります。
線維芽細胞を刺激し、ヒアルロン酸の産生を促進する因子を産生することで、皮膚の水分を保ったり、バリア性を保ったりする働きをすると考えられています。

 

LPS、βグルカンなどの免疫賦活成分は、同様にランゲルハンス細胞を刺激し、サイトカインを産生することで、炎症を抑え、皮膚を正常に保つ効果があると考えられます。

 

このため、健康食品だけでなく、化粧品でもLPSを配合した商品が増えてきていますね。

 

LPSを多く摂れる食材とは?

LPSは、植物と共生するグラム陰性菌に存在しているため、多くの植物にはLPSが付着していると言えます。

 

ジャガイモやサツマイモなどのイモ類、ほうれん草やキャベツなどの葉物野菜、れんこん、ニンジン、大根などの根菜類といったものにLPSが含まれています。

 

また、めかぶ、わかめ、昆布などの海藻類は、農薬の影響が少ないために、LPSを摂取しやすいと言われています。

 

LPS,リポポリサッカライド
画像引用:自然免疫応用技研株式会社

 

玄米は、植物性食品の中ではLPSの配合量がダントツで多く、それ以外にもビタミンやミネラルも豊富なスーパーフードです。
ですが、玄米はどうしてもボソボソして食べにくく、精白米に慣れた日本人からは敬遠されがち。

 

そういった場合には、精白米と同じ食感ながら、LPSを多く含む部分だけを残した「金芽米」がオススメです。

 

金芽米は、LPSを多く含む「亜糊粉層」を残して精米するため、白米と同じように美味しく食べられ、その上でLPSなどの豊富な栄養も摂取できるのです。

 

LPSは乳酸菌と相乗効果

LPSは、腸内で善玉菌を増やす乳酸菌と一緒に摂取することで、相乗効果を発揮することがわかっています。

 

LPSと乳酸菌を一緒に摂取できる食材といえば、カスピ海ヨーグルトライ麦パンです。

 

カスピ海ヨーグルト
カスピ海ヨーグルトは、普通のヨーグルトには含まれないクレモリス菌という乳酸菌と酢酸菌を混ぜ合わせてつくられており、これに大量のLPSが含まれています。
なお、普通のヨーグルトにはLPSは含まれていません。

 

ライ麦パンは、グラム陰性菌とイースト菌と乳酸菌を使って発酵させます。
このため、ライ麦パンには普通のパンでは摂取できないLPSを摂取できるのです。

 

また、発酵ライ麦パンをつくる過程でパン生地のもとを発酵させる際、グラム陰性菌や乳酸菌が増殖するのですが、そのときに水溶性ビタミンの一種である葉酸も産生されます。
葉酸は造血ビタミンとも呼ばれ、貧血予防などに役立つ成分です。

 

LPSと乳酸菌を摂れるサプリ

免疫力を高めるLPSの重要性は最近になって注目されるようになり、食事で摂りきれないLPSを摂取できるサプリも発売されています。

 

中でも、>【パワーLPSwith乳酸菌サプリ】は、LPSだけでなく相乗効果を発揮する乳酸菌も一緒に摂取できるため、特に効果が期待できます。

 

 

ちなみに、大人1人のLPSの一日推奨摂取量は500μgといわれております。
標準目安としては体重10kgで100μgです。
例えば体重80kgの人なら800μgというように覚えておくと良いでしょう。

 

パワーLPSwith乳酸菌は、一日3粒で750μgのLPSを摂取できます。

 

体重の軽い人なら一日2粒でも十分で、普段から野菜の摂取が少なかったり、風邪を引きやすい、花粉症が酷い、アトピーに悩んでいる方などは試してみる価値がありますね!

 

 


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