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褐色脂肪細胞とは?その働きと増やし方!

褐色脂肪細胞

褐色脂肪細胞とは、体脂肪を分解して熱を生み出す脂肪細胞です。

 

体脂肪といえば、余分なカロリーを溜め込んで肥満につながるものというイメージがありますが、実はその体脂肪の中にも「脂肪を分解する脂肪」があるのです。

 

この褐色脂肪細胞を増やすことが出来れば、肥満解消や痩せ体質への変身も夢ではありません。

 

今回は、褐色脂肪細胞の働きと増やし方についてご紹介します!

 

褐色脂肪細胞を増やす運動

褐色脂肪細胞は脂肪を分解して熱を生み出す

普通、体脂肪と言えばお腹周りや太ももにたっぷり付いて、余分なカロリーを溜め込むものというイメージですよね。

 

このカロリーを溜め込む体脂肪は、全体的に白っぽい色をしており「白色脂肪細胞」と呼ばれるものです。
白色脂肪細胞の役割は、知っての通りカロリーの貯蔵と身体を衝撃から守るクッションです。

 

しかし、体脂肪の中には「脂肪を分解して熱を生み出す」脂肪細胞というのも存在します。

 

それが赤っぽい色をした褐色脂肪細胞です。

 

褐色脂肪細胞は、鎖骨の周辺や胸の周りに集中的に分布しており、細胞内のミトコンドリアが脂質を分解してATPを生み出す代わりに、熱を生みだして体温を保つ働きをしています。

 

褐色脂肪細胞には「UCP-1」という特殊なタンパク質が備わっており、このUCP-1の作用で脂肪が分解されて熱エネルギーに変換されるのです。

 

熱を生み出す器官といえば筋肉がありますが、生まれたばかりの赤ん坊は筋肉が少ないため、体温を保つために褐色脂肪細胞が大きな役割を果たしています。
それが成長して筋肉が発達するにつれて、筋肉が熱を生み出すようになるのに合わせて褐色脂肪細胞の量も減っていきます。

 

これまでは、成人には褐色脂肪細胞は無いと思われていましたが、実は成人であっても褐色脂肪細胞は体温維持のために大きな役割を果たしています。

 

食事誘発性熱産生の一部を担う

食事とは人間がカロリーを摂取する行為ですが、実は同時にカロリーを消費する行為でもあります。

 

噛む、飲み込む、消化する、分解する、吸収する、再合成するという作業には、カロリーが必要だからです。

 

このように食事によって消費されるカロリーを「食事誘発性熱産生(DIT)」と言い、一日の安静時代謝の10〜20%を占めていると言われています。
>食事誘発性熱産生について詳しくはコチラ

 

食事を摂ると身体がポカポカ温まってきて、汗がダラダラ出てくる事ってありますよね。
食事の際に体温が上がるのは、褐色脂肪細胞の働きによるものです。

 

食べ物を分解して吸収し、体内で栄養に再合成するのは、各種の酵素の働きです。
この酵素はだいたい37〜38℃くらいの温度で最も活発に働くようになりますが、直腸の温度は通常36.5℃前後に保たれています。

 

食事で取った栄養の分解・再合成の働きを活発化させるために、褐色脂肪細胞が熱を生み出して直腸の温度を上げているのです。

 

ベージュ細胞によるDIT

褐色脂肪細胞と似たベージュ細胞

脂肪細胞の種類は「白色」と「褐色」だけではなく、両方の特性を併せ持つ「ベージュ細胞」というのも存在します。

 

ベージュ細胞はブライト細胞、もしくは褐色脂肪“様”細胞とも呼ばれ、褐色脂肪細胞と同じくUCP-1が備わっていて、脂肪を分解して熱を生み出す事が出来ます。

 

褐色脂肪細胞と同じ働きを持つベージュ細胞を増やすことができれば、代謝量が上がって「痩せ体質」に変身することも可能になります。

 

褐色脂肪細胞

ベージュ脂肪細胞の増やし方は”寒さ”と”運動”

褐色脂肪細胞、そしてベージュ細胞を活性化させる有効な手段は”寒冷刺激”です。

 

もともとは筋肉で熱を生み出せない赤ちゃんの体温を保つのが褐色脂肪細胞の主な働きですから、体温を保てない寒冷な環境で、褐色脂肪細胞の働きは最も活発になるのです。

 

マウスを使った実験では、マウスを摂氏4℃の寒冷環境にさらすことで、24時間でベージュ細胞が有意に増加することがわかっています。
ベージュ細胞は寒冷刺激によってUCP-1を高発現し、脂肪を燃焼して熱を生み出すようになります。

 

しかし、現実的には人間が4℃の環境で一日中過ごすことは無理ですし、身体を冷やすことのデメリットの方が上回ってしまいます。
現実的なところでは、室温を17〜18℃に設定することでもベージュ細胞の増加は確認されるとのことです。

 

運動によって褐色脂肪細胞が増える

褐色脂肪細胞やベージュ細胞を増やすには寒冷刺激が有効ですが、身体を冷やすことにはデメリットも大きいですし、日常に取り入れるには難しい面もあります。

 

そこで、もうひとつの有効な手段が”運動”です。

 

運動によって筋肉が刺激されると、筋肉から「イリシン」というホルモンが分泌されます。
ベージュ細胞にはイリシンの受容体が多く存在することがわかっており、イリシンによってベージュ細胞のUCP-1が高発現することも確認されています。

 

筑波大学の遺伝子制御研究室のHPでも、次のように述べられています。

ベージュ細胞はIrisin という筋肉から分泌されるペプチドホルモンに高い感受性を持つことが知られています。
Irisin は運動により筋肉で発現が増加し、Irisin を過剰発現させたマウスでは肥満が抑制されたという報告もあります。
しかし Irisin の作用機構についてはまだよく分かっていません。最近の研究により、ヒトの褐色脂肪組織のほとんどがベージュ細胞の特徴を有することが報告されていることからも、Irisin を介したベージュ細胞での熱産生促進の機構解明は、肥満治療に重要な知見になることが期待されます。  
http://www.md.tsukuba.ac.jp/basic-med/biochem/gene/research3.html

 

褐色脂肪細胞を増やすには寒中ジョギングが最強?

褐色脂肪細胞

褐色脂肪細胞やベージュ細胞を増やすには、”寒冷刺激””運動”が重要です。

 

つまり、この2つを組み合わせた”寒中ジョギング”などが最も効果的と言えるでしょう。

 

「冬はダイエットの季節」とよく言われますが、さむ〜い冬の早朝や夜にジョギングをすれば、運動によるカロリー消費だけでなく、褐色脂肪細胞の増加も期待できて一石二鳥です。

 

ウェアに着替えて外に出た時は、身を切られるほどの寒さに心が折れそうになりますが、走り始めれば次第にポカポカ温まってくるもの。
この寒さが脂肪を燃やしてくれると思えば、寒中ジョギングも頑張れそうですね!

 

ベージュ細胞の鍵はアディポネクチン

褐色脂肪細胞

 

脂肪細胞というのは、従来あまったエネルギーを蓄えておくだけのものと考えられていました。

 

しかし、褐色脂肪細胞やベージュ細胞のような「エネルギー代謝を促進する」脂肪細胞が見つかり、その役割は実に多様であることが分かってきたのです。

 

ベージュ細胞には「脂肪細胞由来生理活性物質」という、人間の身体の機能を活性化するための様々なホルモンを分泌する機能があります。
脂肪から分泌されるホルモンのうち、最も重要なのが「アディポネクチン」というホルモンです。

 

アディポネクチンは抗糖尿病、抗動脈硬化、抗炎症作用などを持つ「超善玉ホルモン」として知られています。

 

要するに「脂肪の燃焼も糖質の燃焼も両方促進する」ホルモンなのです。
アディポネクチンは脂肪から分泌されますから、アディポネクチンを増やすには脂肪を増やせばいいかと言うと、実は逆。

 

脂肪細胞が正常な範囲を超えて膨らみすぎてしまうと、アディポネクチンの分泌は減少します。

 

つまり、肥満が体に悪いのはアディポネクチンの分泌が減少するから

 

「メタボリックシンドローム」という言葉を最初にテレビで紹介した医師、岡部正さんの調査によると、
1700名以上の患者のアディポネクチン値を調べた所、75歳以上の人から急に平均値が高くなることがわかりました。
アディポネクチンが多い人は長寿

 

一般的に、どのホルモンも加齢と共に分泌量は減るため、75歳以上でアディポネクチンの分泌量が増えるとは考えられません。
このデータは、「元々アディポネクチンが多い人は75歳以上の長寿になることが多い」事を示していると思われます。

 

また、慶應義塾大学の研究では、超高齢者(100歳以上)の血中アディポネクチン値は、平均の2倍以上あると報告されています。
超高齢者はアディポネクチンが多い

 

アディポネクチンは「痩せホルモン」であると同時に「長寿ホルモン」でもあるのです。

 

アディポネクチンを増やすサプリでベージュ細胞も活性化

日本におけるメタボリックシンドローム研究の第一人者でもある、前述の岡部正さんが監修したサプリメント「DSアディポ」が株式会社ソルブから発売されています。
DSアディポ
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「アディポネクチンを増やす」効果に特化したサプリメントは、実質このDSアディポ一択というのが現状です。

 

このDSアディポは、岡部正さんが10,000以上の科学論文の中から、アディポネクチンを増やすとされる成分として選びだした3つの成分(シークワサーエキス、大豆抽出物、亜麻仁油)を十分に配合し、さらに”血液サラサラ成分”として有名なごまセサミンを含むリグナンリッチ黒ごま油も配合しています。

 

どの成分も通常の食品から十分な量を摂ることが難しい成分で、サプリメントでの補給が推奨されています。
これらの成分を十分に配合し、安心安全な国内製造にこだわったDSアディポ。

 

医師として研究者として、メタボリックシンドロームを始めとする生活習慣病と長年向き合ってきた岡部正さんが、
10000以上の文献と2000人以上の患者のデータから導き出した配合量ですので、その信頼度も高いと思います。

 

ベージュ細胞の脂肪燃焼効果は、このアディポネクチンの働きによるものが非常に大きいため、アディポネクチンを増やすサプリでベージュ細胞も活性化すると考えられます!

 

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