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加圧トレーニングって実は女性にオススメ?その原理とは?

加圧トレーニング

最近「加圧トレーニング」という言葉をよく耳にしますよね?

 

何やらよくわからないが、ダイエット界隈で流行っているらしい…?
また胡散臭いエステ商法かな?

 

と思っていましたが、調べてみると実はしっかり科学的根拠のあるものなんですね。

 

中でも、ダイエットしたい女性などにはオススメなんだとか
「筋トレがつらくて続けられない」という方こそ効果的なんだそうです。

 

今回は、加圧トレーニングの原理についてご紹介します!

 

キツくない筋トレで筋肉を成長させる

加圧トレーニング

体脂肪を落として綺麗になりたいというのは、多くの女性が抱いている願望ですが、実際のところ、体脂肪を落としただけで綺麗になれるほど甘くはありません。
ただ単に痩せたところで、たるんだお尻、下腹部のポッコリ、ぷるぷるの二の腕など、理想とは程遠い現実が待っています。

 

引き締まった二の腕、縦線の入った腹筋、ピンと上を向いたヒップ
憧れの美しいシェイプは、全て”筋トレ”で作られるものです。

 

でも、筋トレってキツいですよね。
なんとか、キツくない運動でも筋肉を成長させる方法は無いのでしょうか?

筋肉を成長させる2つの刺激

筋肉を成長させるためには、運動によって刺激を与えることが重要ですが、この刺激には物理的刺激化学的刺激の2種類があります。

物理的刺激とは

物理的な負荷によって筋繊維が損傷する刺激のことです。
損傷した筋繊維の周りでは、筋サテライト細胞と呼ばれる細胞が増殖し、損傷した箇所を修復して補強することで、筋繊維は太くなっていきます。

 

化学的刺激とは

筋肉がエネルギーを消費することによって生まれる代謝物質(老廃物のようなもの)が筋肉内に貯まることによる刺激のことです。
代謝物質が筋肉内に貯まっていくことは筋肉へのストレスとなり、このストレスに反応して成長ホルモンが分泌されます。

 

代謝物質が貯まる=筋肉が酷使されているということなので、身体は成長ホルモンを分泌して筋肉を成長させようとするのです。
これについて詳しくはコチラの記事へ
>>筋トレの物理的刺激と化学的刺激とは?筋肉が成長する仕組み

 

加圧トレーニング

加圧して代謝物質を貯める

筋肉が働く時に生み出される代謝物質の中で、最も有名なのは乳酸です。
近年の研究で、乳酸は疲労物質ではないことがわかってきていますが、代謝物質であることには変わりません。

 

筋肉が激しく運動すると、筋肉内に乳酸が溜まっていき、これを洗い流すためにその部分の血流が増えて、筋肉はパンプアップします。

 

しかし、何らかの方法で血流を制限した状態で運動を行うと、代謝された乳酸を洗い流すことが出来ず、筋肉内の乳酸濃度はどんどん高まっていきます。
相当な激しい運動をしないと貯まらないような量の乳酸が貯まっていくことで、身体は「相当激しい運動をしている」と勘違いし、成長ホルモンを大量に分泌するのです。

 

このように、筋肉に強い化学的刺激を与えるために、適切に血流を制限した状態で行うトレーニング方法が、加圧トレーニングです。

 

加圧トレーニング

加圧トレーニングのメリット

高強度の筋トレでなくとも成長ホルモンを大量に出せる

成長ホルモンは、筋肉だけでなく人間のあらゆる細胞を活性化させる極めて重要なホルモンです。
成長ホルモンの分泌を最も増やせるのは高強度の筋トレでしたが、それは筋トレで発生する代謝物質の化学的刺激によるもの。

 

加圧トレーニングでは、高強度の筋トレと同程度以上の代謝物質を、はるかに少ない運動量で貯めることが出来るため、高強度の筋トレが苦手な人でも成長ホルモンを増やせるのです。

 

血管の強化、若返りにつながる

適切に血流を制限した状態で運動を行うのが加圧トレーニングですが、そんなことをすれば当然、血管には強い負荷がかかります。
この負荷が血管を強く成長させ、血管の拡張、収縮機能の高まり、弾力性のある血管への若返りが期待できます。

 

また、加圧された部位では普段使わないような毛細血管にも血液が行き渡り、末端にまで栄養が行き渡るようになります。
これによって、冷え性、肩こりの改善も報告されています。

 

成長ホルモンが全身の若返りに作用する

加圧トレーニングでは、最大で安静時の290倍もの成長ホルモンが分泌されると言われています。
この成長ホルモンは、筋肉だけでなく全身の細胞に作用します。
それによって新陳代謝が促進され、身体のあらゆる細胞が新しく入れ替わっていき、若返り効果が期待できます。

 

もちろん、女性が気になる美肌効果もバッチリ。
また、成長ホルモンには脂肪燃焼作用もあるため、ダイエットのための運動には最適なのです。

 

筋肥大しすぎない

これは特に女性にとってのメリットですが、ダイエットのためにトレーニングをする女性の場合、「あまりムキムキになるのはちょっと…」という方も多いですよね。

 

加圧トレーニングでは化学的刺激によって成長ホルモンの分泌を増やしますが、物理的刺激で筋繊維を損傷させることは出来ません。
筋繊維が損傷しないということは、高重量トレーニングのような筋肥大効果は期待できず、あくまでも成長ホルモンの作用による筋肉の成長に留まります。
(もちろん多少は筋肥大します)
筋肉は引き締めたい、でも無駄に筋肥大はしたくないという女性には、加圧トレーニングは最適な方法と言えます。

 

加圧トレーニングは必ず専門家の指導を

ここまで加圧トレーニングのメリットを紹介してきましたが、「血流を制限した状態で運動する」というのは、よく考えると結構危険です。
実際、加圧トレーニングの発明者である佐藤義昭氏も、試行錯誤の中で限界を超えてしまい、しばらく脚の痺れが止まらなくなった事もあるそうです。

 

適正でない加圧によって運動を行うと、予期せぬ危険や障害を招く可能性があるので、かならず専門家の指導のもとに行って下さい。
最近では「加圧トレーニングジム」というのも結構増えているので、もし興味があれば体験などに行ってみましょう。

 

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