「女性の方が男性よりもダイエット失敗しやすい」事が統計から明らかに!その原因とは?

ダイエット,失敗

 

イギリスの調査会社が行った18歳〜55歳の男女2,841名を対象にしたアンケートによると、一生の間でダイエットを決意する回数は、
女性が平均17回、男性が平均5回

 

これだけ見ると、女性のダイエット意識の高さが伺えますが、一方で食事制限(ダイエット)が継続した日数は、
男性が平均4週間なのに対し、
女性は半分以下の平均12日間!

 

当然、12日間で何かが変わるはずもなく、これは「ダイエット失敗」ということです。

 

つまり、男性がダイエットを決意する回数が少ないのは、男性の方がダイエットに成功するからとも言えるわけです。

 

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ダイエットのモチベーションによっても結果が違う

別のデータになりますが、アメリカの大手リサーチ会社が、ダイエットについて6万人を超える男女を対象にした調査では、ダイエットを始めた動機について
「医師から生活習慣病の勧告を受けた」など深刻な動機に基づいた場合は「73%」もの高いダイエット成功率を叩き出しています。

 

特にアメリカの場合、国民皆保険制度がないので医者にかかるととんでもない費用を請求されます。
このため、健康を保つためのモチベーションが他の国よりも高いと言えるでしょう。

 

一方で、単に「美しくなりたい」という比較的ライトな動機でのダイエットでは、成功率はわずか「8%」

 

一般論では、女性の方が男性よりも「見た目」に対する美意識が高く、美容を目的としたダイエットに励みがち。
一方で、男性でもスタイルアップのためにダイエットをする人はいるものの、医師からの警告や健康診断の結果などへの危機感からダイエットに励む人の方が多いでしょう。

 

この辺のモチベーションの違いも、男女のダイエット成功率に影響していそうです。

 

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なぜ女性の方がダイエット失敗しやすいのか?

筆者の経験談や、トレーナーからの話でも「女性の方がダイエットが難しい」というのはよく言われることです。

 

では、女性がダイエット成功するためには何が必要なのか?
それを知るためにも、女性がダイエット失敗する理由について考えてみましょう。

 

女性の方が筋肉が少ない

標準的な成人男女の体組成を分析すると、最も大きな割合を示す「骨格筋」が男性では体重の45%、女性では36%が平均となり、男性の方が約10%ほど筋肉が多いということになります。

 

筋肉は存在するだけでカロリーを消費して熱を生み出す器官であり、基礎代謝の多くを占めています。
この筋肉が多いほうが消費カロリーが大きく、太りにくく痩せやすいというのはもはや常識。

 

また、筋肉の発達には男性ホルモンである「テストステロン」が大きく関わっています。
テストステロンは90%以上が男性の睾丸から分泌され、残り10%ほどは腎臓から分泌されます。

 

女性に睾丸はありませんので、女性のテストステロン値は男性に比べて著しく低く、「筋肉の付きやすさ」という点でもかなり不利であることがわかります。

 

女性の方が必須脂肪が多い

体脂肪には2つの役割があります。
1つは、中枢神経系や各臓器などに含まれ、その器官が正常に機能するために無くてはならない「必須脂肪」
もう1つは、食事で取った余剰なエネルギーを備蓄しておく「貯蔵脂肪」です。

 

男性における必須脂肪の割合は約3%
女性の必須脂肪の割合は約12%と言われています。

つまり、女性の必須脂肪は男性の4倍もあるのです。

 

女性の必須脂肪が多いのは、乳房、臀部、下腹部、大腿部などにあって女性特有の機能を維持するためと考えられています。

 

男性の場合、食料を絶たれ非常に過酷なサバイバル訓練に挑む兵士や、世界トップレベルのボディビルダーであっても、体脂肪率3%を切ることは出来ないとされています。
より正確に言うと、3%を切ることは出来ますが、それは”死”を意味するのです。

 

この事が、男性の必須脂肪3%の根拠となっています。
女性の場合はこれが12%であり、女性が体脂肪率12%を切ることは、女性機能の停止を招きます。

 

必要な脂肪が多い分、女性の方が「脂肪が落ちにくい」という事も言えるでしょう。

 

女性はホルモンバランスにより振り回されやすい

元東京都知事の舛添要一氏が「女性は生理があるから政治家には向かない」と発言し、大炎上したことがありました。
とんでもない女性蔑視の発言ではありますが、実際問題として、女性は月経によるホルモンバランスの変化で情緒面でも大きな影響を受けることは確かです。

 

月経前や排卵期は気分が落ち込んだり、イライラしたり、食欲が増加したり、眠気が強くなったり、だるくなったりと言ったことは誰にでも経験があるでしょう。

 

これによってダイエットのモチベーションが揺らいだり、つい食べすぎてしまって自己嫌悪に陥ったりして、ダイエットを辞めてしまった経験も多いハズ。

 

月経によるホルモンバランスの変化は女性特有のものであり、これも女性のダイエットを難しいものにしている一因といえます。

 

ダイエットに対する考え方の違い

冒頭のイギリスの調査に協力したヘルスケアの専門家サラ・ベイリー氏は、「ダイエットに臨む心構え」の違いこそが、男性と女性でダイエット成功率に差が開く原因だと分析しています。

 

ベイリー氏によると、男性はダイエットやボディメイクに際して「○○に負けたくない」と言ったような競争心を持ち込むことが多く、これが男性特有の闘争本能に作用してガッツを生み出す傾向にあるそうです。

 

一方で、女性は争いや競争を好まない人が多く、周囲との穏やかな人間関係を重視します。
ダイエットにおいても「ライバル」ではなく「仲間」を求め、友人やネット上で知り合った誰かと一緒に頑張ろうとする傾向が強いとか。
しかし、これが結局は妥協や挫折を生み出し、一人でも脱落者が出ると「わたしもやーめた」となってしまう人が多いそう。

 

また、女性のこのような仲間意識は「抜け駆けを許さない」という監視関係にも発展し、友達がダイエットを始めたと知ると、さかんに飲み会に誘ったりお菓子を配ったりして足を引っ張り合うのも、女性の世界では万国共通の傾向のようです。

 

女性は「目移り」しやすい

別の専門家の指摘によると、男性に比べて女性はダイエットの方法でも「目移り」しやすいとされています。

 

男性の場合、ダイエットを決意すると食事制限よりも「筋トレ」や「有酸素運動」を重視する傾向が強く、男性特有の筋肉の付きやすさから、短期集中型で結果を出してしまう人が少なくありません。

 

女性の場合、ハードな筋トレを嫌い、続けやすいマイルドな運動を探しがち。
またダイエット情報に関する感度が高く、雑誌やTVで紹介された方法を次々に試したりして「あっちの方が良さそう…」と目移りしてしまうことが多いとか。

 

情報ばかりがアチコチから入ってきて、結局どれが一番効率的なのかわからなくなってしまい、ダイエット法も一貫性を失ってやる気が起きなくなってしまう傾向があるようです。

 

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女性がダイエットに成功するためには?

この記事でのダイエット失敗の原因を踏まえて、女性がダイエットに成功するために意識すべきポイントをまとめてみましょう。

 

筋肉がつきにくいからこそ筋トレを!

太りにくい痩せやすい体質になるには、筋肉を増やすべきなのは常識。
女性は男性よりも筋肉がつきにくいからこそ、しっかり筋トレするべきなのです。
筋トレは単に痩せやすくなるだけでなく、ボディラインを美しくする効果も高いため、積極的に行いましょう!

 

周りに流されず強い意志を持つ

ダイエットのモチベーションの持ち方に関しては、男性に見習うべきところもあると思います。
仲間同士でなあなあでやるのではなく、自分自身の強い意志を持つことが重要。
「バカにしてきたアイツを見返すために!」「好きな彼に振り向いてもらうために!」
ナニクソ根性で頑張ることも、時には重要です。

 

月経とうまく向き合おう

女性にとって月経は必ず向き合っていかなければいけないものです。
毎月の生理のたびにペースが狂うことにイライラするのではなく、最初から月経を計算に入れたプランを組むべきでしょう。
・生理前にお菓子を食べたくなる時に備えて、ダイエット用のお菓子をストックしておこう
・生理前はお菓子を食べても良いけど、生理が終わったら食欲が落ち着くからお菓子は食べないようにしよう
・生理前になったら大好きなチョコレートを食べても良いけど、生理が終わったら、甘いものはドライフルーツにしよう
また、生理中に体内の水分が増えて体重が増すのは正常なことなので、この時期には体重の変化に神経質ならない心構えも大切です。

 

ダイエットは一貫性が重要

ダイエットに関する情報が毎日アチコチから飛んでくる現代では、どれが正しい方法なのか迷ってしまうことが多々あります。
しかし、心配はいりません。
ダイエットにおいて「万人共通の正解」など最初から存在しないのです。
現代の医学を持ってしても、人間の身体などわからないことだらけです。
つまり、情報に踊らされるだけ無駄なのです。
100点の方法でなくても、30点ずつでも積み上げることが大切です。
一度決めたやり方を貫く一貫性こそが、ダイエットにおいて最も重要なのです。


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