ジムの服装 コンプレッションウェアのみはどこまで許されるのか
フィットネスジムに通っていると、カッコいいウェアを着て颯爽と汗を流している人がたくさんいます。
中でも特に目立つのが、ボディラインに密着する「コンプレッションウェア」
どこのジムでも見ない日は無いでしょう。
最近流行りのコンプレッションウェアですが、ジムを見渡してみると重ね着をしないで「コンプレッションウェアのみ」で運動している人も少なくありません。
あれってどこまで許されると思いますか?
コンプレッションウェアは下着
コンプレッションウェアとは、元々は「ベースレイヤー」つまり下着です。
吸湿性、速乾性が極めて高い繊維がボディラインに密着することで、汗を速やかに蒸散して体表面の温度を一定に保つためのスポーツウェアです。
アンダーアーマー、アディダス、ナイキ、ミズノ、数々のスポーツメーカーがコンプレッションウェアを発売していますが、どこもメーカーでも分類は「ベースレイヤー」
つまり下着なんです。
コンプレッションウェアのみで動いている人は、下着で歩き回っているのを同じです。
スポーツジムは公共の場。
運動する場所ですから、運動しやすい格好になるのは当然ですが、だからといってどんな格好でも許されるわけではありません。
コンプレッションウェアのコーデも一般的になってきている
コンプレッションウェアは下着だと書きましたが、とは言え最近ではコンプレッションウェアのコーディネートも一般的になってきています。
コンプレッションウェアは下着だから重ね着しなきゃ駄目!と頑なに主張するのも時代遅れという気がしてしまいます。
要するに、コンプレッションウェアのみでも他人に不快感を与えず、公共の場にふさわしくない格好でなければ良いわけです。
その線引きは中々難しいところだと思いますが、個人的なアウトセーフラインを考えてみました。
コンプレッションウェアのみのコーデはどこまでOK?
【アウト】コンプレッションタイツ&スポブラのみの女性
最近、ジムではやたらと多いですが、これはアウトでしょう。
コンプレッションタイツは百歩譲って良いとしても、スポブラのみは完全に下着です。
プールなら許されますが、ジムフロアでは勘弁してもらいたいですね。
普通に目のやり場に困りますよ。
へそ出し背中丸出しの部分は、汗を吸い取る衣服も着ていないことになります。
マシンのベンチなどにべったり汗がつくことになるし、まあ使用後はちゃんとタオルで拭くんでしょうが、それでも見ていて気持ちのいいものではありません。
せめてスポブラの上にはTシャツを着ていただきたいです。
【セーフ】コンプレッションタイツ&Tシャツの女性
コンプレッションタイツ&スポブラの上からシャツを着たスタイル。
これはアリだと思います。
女性の場合、バストがやはり目立つのでスポブラの人は目のやり場に困ります。
シャツを着てもらえば普通のスタイルですが、やはりコンプレッションタイツのみというのは目を引いてしまいます。
ギリギリセーフのラインですね。
【推奨】タイツ&短パン&シャツの女性
タイツの上に短パン、スポブラの上にTシャツ。
これが最もヘルシーで好印象なスタイルだと思います。
コンプレッションタイツのみだと、トレーニング種目によってはお尻のラインが丸出しになるため、やはり短パンを履くべきだと思います。
短パンの下にタイツを履いておけば、パンチラの心配もありません。
稀に、短パンのみで思いっきりパンチラしている女性がいますが、アレは勘弁してもらいたいですね。
【アウト】コンプレッションタイツのみの男性
まれにいるんですが、いやこれはアカンでしょう。
コンプレッションウェアのみは、女性ならギリギリセーフですが、男性の場合は完全アウトだと思います。
理由は言うまでもありませんが、男性の場合はモッコリが目立ちまくるから。
正直、同じ男から見ても不快です。
最近では、競泳水着にさえモッコリガードのインナーが入っていますから、ジムでは尚更マナー違反だと思います。
【セーフ】コンプレッションタイツ&短パンの男性
上半身にコンプレッションシャツ
下は、コンプレッションタイツの上に短パン
これは普通にカッコいいスタイルだと思います。
ただ、コンプレッションシャツは上半身がある程度カッコよく出来上がっていないと逆に貧相になるので、着る人を選ぶスタイルとは言えますね。
ボディラインに自信がある人にしか出来ないコーデです。
ジムでコンプレッションウェアのみ 周りの人の目も考えよう
完全に独断となってしまいましたが、ジムでのコンプレッションウェアのみの服装について考えてみました。
ジムは、公共の場です。
暑いからと言って、下着で外を歩く人はいません。(たまにいますが)
動きやすいからと言って、裸になる人もいません。
コンプレッションウェアは優れたスポーツウェアですが、あくまでもベースレイヤーとして作られているものです。
自慢のボディを見せつけたい気持ちもあるのかも知れませんが、周りの人の目も気にして公共の場にふさわしい格好を心がけたいですね!