オリゴノールは吸収されやすい低分子ポリフェノール!高い抗酸化作用で疲労回復?
オリゴノールとは、高い抗酸化作用で知られるポリフェノールを低分子化して吸収されやすくした成分です。
「運動はカラダに良い」とは言うものの、運動によって発生する活性酸素が身体を傷つけるのも事実。
スポーツ選手は寿命が短いという説もあり、特に年齢を感じ始めた中高年のスポーツ愛好家の方には”疲労回復”も大きなテーマですよね。
今回は、オリゴノールの効果についてご紹介します!
活性酸素が疲れの原因
人間は呼吸によって酸素を身体に取り込み、その酸素は細胞内のミトコンドリアによって消費され、生きるためのエネルギーが産生されます。
しかし、ミトコンドリアが取り込んだ酸素の約5%が活性酸素に変化し、この活性酸素が身体の様々な細胞を酸化させていきます。
本来、活性酸素の酸化力は体内に入り込んだ外敵を駆除するために使われるものですが、激しい運動などを繰り返して活性酸素が増えすぎると、その酸化力が身体にとって大きなダメージとなり、身体の老化を早めてしまいます。
実際の所、スポーツを愛好する方が感じる慢性的な”疲労感”の正体は、中枢神経系に対する”酸化ストレス”が原因であると言われています。
このため、活性酸素の除去はスポーツパーソンの重大なテーマ。
積極的に疲れることをしている以上、その疲れのケアも積極的に行っていく必要があるのです。
オリゴノールは低分子ポリフェノール
活性酸素を除去して身体の酸化を防ぐ「抗酸化成分」といえば、有名なのがポリフェノール
ポリフェノールとは、植物の果実などに含まれる苦味の成分で、りんご、ブドウ、ライチ、レモンなどの果実に多く含まれています。
日常的に脂身の多い食事をしているにも関わらずフランス人の健康寿命が長いのは、フランス人が大好きなワインに含まれるブドウのポリフェノールのおかげであるというのは有名な話ですよね。
活性酸素を発生させる大きな要因のひとつに”紫外線”がありますが、ポリフェノールは植物の果実を紫外線から守る役割をしています。
このため、果実の皮の部分に集中しており、リンゴやブドウは皮ごと食べたほうがポリフェノールを多く摂取できます。
果実が育っていく過程では、ポリフェノールは比較的分子の小さい「低分子」の状態で存在しており、その高い抗酸化作用で果実を紫外線から守っています。
しかし、果実が成熟していくに従ってポリフェノール同士が結合して大きな分子「高分子化」していき、これに伴って抗酸化力も衰えていきます。
成熟した果実はもはや紫外線から守られる必要がなく、地面に落ちて種のための栄養になるだけだからです。
人間が好んで食べ、出荷される果実というのは、ほとんどが成熟した状態。
ですから、「果実にはポリフェノールが多い」とは言っても、人間が食べる頃にはその抗酸化力はピークを過ぎているのです。
加えて、高分子化したポリフェノールは分子が大きいために人体に吸収されにくいのも問題点。
これらの問題に注目して、株式会社アミノアップ化学の特許取得済みの独自技術により、低分子化されたポリフェノールが「オリゴノール」です。
オリゴノールは、分子が小さい為に人体にも吸収されやすく、その吸収率は従来の高分子ポリフェノールの3〜4倍と言われています。
また、成熟しきる前の高い抗酸化作用で、摂取から4〜6時間後も高い血中濃度を示したという実験結果もあります。
オリゴノールは疲労回復、パフォーマンス向上に高い効果
オリゴノールを開発したアミノアップ化学と帝京大学の共同研究では、オリゴノールの摂取によって「運動後の疲労回復」、「スポーツパフォーマンスの向上」などの効果が示されています。
陸上競技の選手男女47名を対象にした実験では、オリゴノール摂取群とプラセボ群を26日間×2クールに渡って比較し、オリゴノール摂取群が「疲労感」、「筋肉の痛み」の主観2項目いずれもプラセボ群より良好な結果を示しています。
また、同じ実験では血液検査による客観的な指標でも比較がされており、血液中の筋肉の「炎症マーカー(IL-6)」、「回復マーカー(TGF-β)」、「安静時心拍数」の3項目全てで、オリゴノール摂取群がプラセボ群に比べて疲労回復が早いことが示されました。
オリゴノールの副作用・安全性
オリゴノールは果実に含まれるポリフェノールを独自技術で低分子化したものですが、そのポリフェノール自体は昔からある果実のポリフェノールです。
原料はライチですが、ライチは世界中で昔から好んで食べられていたものですし、副作用の危険性は極めて低いと言って良いでしょう。
また、オリゴノールは消費者庁に認証された機能性表示食品です。
届出表示
本品には低分子化ライチポリフェノールが含まれます。低分子化ライチポリフェノールは運動で生じる身体的な疲労感を軽減する機能があることが報告されています。運動による身体的な疲労を自覚している方に適した食品です。
各種安全性試験クリア
この届出にあたり、各種の安全性試験ををパスしています。
・残留農薬検査・復帰突然変異試験・ヒト第1相安全性試験・単回経口投与毒性試験
・小核試験・ドーピング検査・90日反復投与試験・ヒト3ヶ月探索的臨床試験
米国FDA(食品医薬品局)の審査クリア
オリゴノールは米国の厚生労働省に当たるFDAにて、2007年に新規サプリメント素材(NDI)認証を取得。
そして2014年、食品に対する安全基準合格証(GRAS)を取得しています。
FDAは食品や医薬品などについての安全性調査や承認、摘発などを行なっており、FDAによる食品の審査は安全性や信頼性の証ともいわれるほど厳しい基準となっています。
オリゴノールがオススメの人
オリゴノール配合のサプリ
オリゴノールは、従来のポリフェノールよりも吸収率が3〜4倍こと、摂取から4〜6時間経っても高い血中濃度を示すことなどにより、活性酸素による”酸化ストレス”を軽減するサプリとしては、高い効果があると言えます。
ポリフェノールはリンゴやライチでも摂取できますが、その果実のポリフェノールを独自技術で低分子化して開発したものがオリゴノールですので、オリゴノールを摂ろうと思ったらサプリメントしか選択肢はありません。
オリゴノールを開発したアミノアップ社から、オリゴノールサプリが発売されています。
1か月分3,000円弱の価格ですので、まとめ買いがお得
まずは試してみるなら一瓶からでも良いかもしれませんね。
オリゴノールとイミダペプチドの効果の違いは?
非常に高い抗酸化作用を持ち、疲労回復に効果の高い成分といえば、オリゴノールだけでなく「イミダペプチド」も有名ですよね。
オリゴノールが紫外線を浴びる植物の果実から得られるのに対し、イミダペプチドは渡り鳥や回遊魚など、常に運動し続けている動物の筋肉から得られる成分です。
しかも、イミダペプチドの場合は人間の脳や骨格筋にも合成酵素が豊富にあるため、経口摂取で疲れやすい部位にピンポイントで効くというメリットがあります。
>イミダペプチドについて詳しくはコチラの記事で
アミノアップのオリゴノールサプリととイミダペプチドドリンク、
私は両方飲んでみましたが、疲れの回復効果で言うと、どっこいどっこいかな?と思います。
どちらも、毎日継続して飲むことで、疲労の蓄積が抑えられ、朝起きた時の気分が良くなる効果はあると思います。
だいたい1週間程度で効果を実感できますね。
価格の面ではイミダペプチドの方が安いので、まず試すならイミダペプチドの方がオススメかと思います!