タイムリリースプロテインの意味と効果とは!?おすすめの商品も紹介!
最近の筋トレ界隈では『タイムリリースプロテイン』というものが流行っています。
プロテインに限らず、ビタミンやミネラルのサプリメントも『タイムリリース型』のものを薦める医師や栄養士が増えており、それに合わせて多くのタイムリリースサプリが発売されているようです。
そもそも『タイムリリースプロテイン』とは一体何なのか?
その効果とは?
飲み方は?
おすすめのタイムリリースプロテインは?
今回は、タイムリリースプロテインについて詳しく解説していきます。
タイムリリース=持続放出
英和辞典で「TimeRelease」の意味を調べると「(薬剤などが)持続放出型の」と出ます。
つまり、タイムリリースサプリとは「ゆっくりと分解されることで、有効成分が持続的に吸収されるサプリ」ということ。
タイムリリースプロテインもこれと同じで、吸収がゆっくりで長時間続くプロテインの事を指しています。
吸収が早いホエイプロテインにはデメリットも
現在、市販のプロテインの大半を占めるホエイプロテインは、牛乳からタンパク質を抽出して吸収しやすくしたものです。
牛乳のタンパク質には凝固しやすいカゼインと、凝固しないホエイがあり、ホエイは凝固しない分速やかに分解されて吸収されます。
吸収の早いホエイプロテインは、体内のアミノ酸レベルを一気に引き上げ、筋肉の合成を促進する効果が高いため、昔からアスリートやトレーニーに好まれていました。
しかし、ホエイプロテインにはデメリットもあります。
それはまさに「吸収が早すぎる」ということ。
吸収が早いということは「すぐに無くなってしまう」という事でもあります。
このため、飲んだ直後にはアミノ酸レベルを一気に引き上げても、それが使い切られた後は再び低レベルに戻ってしまうのです。
だから本格的に鍛えている人は、アミノ酸レベルを高く保つために3時間おきにプロテインを飲むなどの努力を続けてきたのです。
また、もう一つのデメリットとして「消化器を通過するのが早すぎる」という点も。
凝固しないタンパク質であるホエイプロテインは、空腹時に飲むとノンストップで胃や小腸を通過してしまうため、十分に分解されないまま大腸に達してしまいます。
「ホエイプロテイン=吸収されやすい」というイメージとは真逆の事実になりますが、実はホエイプロテインは空腹時に飲むと十分に分解されずに大腸に達し、腸内環境を悪化させて便秘になったりオナラが強烈に臭くなったりします。
こまめに食事を取れないからと言って、小腹を満たすためにはホエイプロテインは適していないのです。
吸収速度が緩やかなタイムリリースプロテイン
ホエイプロテインの「分解が早すぎる」というデメリットを解消するために作られたのが、タイムリリースプロテインです。
タイムリリースプロテインは、主に牛乳由来のカゼインや大豆由来のタンパク質を利用しています。
牛乳のカゼインは凝固しやすいタンパク質。
ヨーグルトやチーズのように、牛乳が個体になるのはカゼインが固まっているから。
カゼインは胃の中でも凝固しやすいため、分解に時間がかかり吸収が緩やかになります。
また、大豆由来のソイプロテインは、タンパク質の他に大豆の食物繊維が多く含まれているため、分解にも時間がかかります。
このように、ホエイと違って分解吸収に時間がかかるタイムリリースプロテインは、体内のアミノ酸レベルを一気に引き上げる効果は低いものの、長時間に渡って持続的にタンパク質を供給し続けるため、アミノ酸の血中濃度を長時間高く保つ効果に優れています。
時間をかけたほうが吸収されやすい
インターネットでは「人間が一度に吸収できるタンパク質は30gまで」という説もよく目にします。
これについては諸説があり真偽は定かではありませんが、一気にたくさん食べても吸収しきれないというのは、皆さん体感としてわかると思います。
ついつい食べすぎてしまい、胃が痛くなったり下痢をした経験は誰にでもありますよね。
プロテインやビタミンサプリでもこれと同じです。
一般的に、サプリメントは栄養素を吸収しやすい形にして配合していますが、これは逆に「消化器を通過するのが早すぎて吸収しきれない」という事態を招きやすいと言われています。
特にビタミンCなどのサプリは特にわかりやすくて、カプセルタイプや粉末タイプのビタミンCを飲むと、一時間後くらいに尿が真っ黄色になりますよね。
つまり、水溶性ビタミンであるビタミンCが全部尿に溶けて排出されてしまったわけで、これではサプリの意味がありません。
だからこそ、吸収が早ければ良いのではなく、ゆっくりと持続放出されるタイムリリースサプリの方が、結果的に吸収率も高くなるのです。
タイムリリースプロテインの活用法
従来のホエイプロテインは、吸収の速さを生かして速やかに体内のアミノ酸レベルを引き上げ、その刺激によって筋肉の合成を促進する効果が知られています。
それに対し、吸収が緩やかなタイムリリースプロテインは、どのような場面で活用するべきか?
その飲み方についてご紹介します。
トレーニング前の栄養補給に
仕事や学業の帰りにジムに通う方や、帰宅後に宅トレに励む方などは、筋トレの前に十分な食事を摂れないケースも多いはず。
筋トレのような高強度の運動では、栄養不足の状態だと筋肉の分解が進むため、トレーニング効果を十分に得られなくなります。
せっかく辛いトレーニングをするのであれば、非効率なことはできるだけ避けたいはず。
ならば、栄養不足での筋トレは絶対にNGです。
そうは言ってもライフサイクルは人それぞれで、どうしてもトレーニングの前に食事を摂れない。
厳密に言えば、ジムに向かう直前ならば食事は摂れても、食後すぐの運動は身体に悪いのは誰にもわかります。
一般的な食事の場合、消化には2時間くらいかかるので、トレーニングの2時間前くらいのタイミングで食事を摂るのがベスト。
それが出来ない場合は、トレーニングの前にタイムリリースプロテインを飲むことで対応できます。
タイムリリースプロテインは、吸収が緩やかなために空腹時でも胃腸に留まりやすく、筋肉の分解を防ぐアミノ酸を長時間供給し続けてくれます。
トレーニング前に飲んでおけば、トレーニング中、トレーニング後に渡ってアミノ酸レベルを高く保つことが出来、筋肉の成長をしっかりサポートできるのです。
寝る前の栄養補給に
筋肉の合成にしろ脂肪の分解にしろ、人間の身体が最も変わるのは睡眠中です。
睡眠中にこそ成長が進むとすれば、そのタイミングで栄養不足になるわけには行きません。
しかし、寝る前にガッツリ食べるのは体に悪いし、寝付きも悪くなりますよね。
そこで、消化器への負担が少ないタイムリリースプロテインが活用されるわけです。
プロテインは、固形のお肉や卵と違い、あらかじめ分解されやすく加工されていますから、寝る前の栄養補給に最適。
睡眠中の6〜8時間に渡ってアミノ酸の血中濃度を高く保ち、筋肉の成長や脂肪の分解をサポートしてくれます。
寝る前に飲む場合は、水ではなくホットミルクで割るのもオススメ。
牛乳に混ぜることで、水で割った場合よりもさらに吸収が緩やかになり、睡眠中の栄養不足を防いでくれます。
冷えた牛乳だと身体を冷やしてしまうため、リラックス効果の高いホットミルクならば、寝付きもよくなり一石二鳥です。
タイムリリースプロテインのおすすめは?
タイムリリースプロテインは、現在では数多く発売されています。
タイムリリースプロテインを選ぶ際のポイントとしては、「多用途に使えるもの」という基準で選んでみましょう。
目的別にいろんな種類のプロテインを買うようでは出費がかさんでしまうため、ひとつにまとまっているものがオススメ。
結果的にコスパも高くなり、トレーニング前でも後でも、就寝前でも飲める多用途プロテインが一番オススメです。
現時点では【パーフェクトパンププロテイン】という商品が一番オススメ。
パーフェクトパンププロテインは一食分に…
- WPIホエイプロテイン12g
- カゼインプロテイン8g
- クレアチン2g
- HMB1.5g
- 他アルギニン・シトルリン・BCAAなど
これだけの量を配合しており、極めて高品質なプロテインとなっています。
それでいて定期購入にすれば値段も抑えられるので、コスパは最高ですよ。
- 高品質で吸収の早いWPIホエイでアミノ酸レベルを引き上げる
- 持続放出のカゼインで長時間アミノ酸レベルを保つ
- 筋肉の合成を強力に促進するHMB
- 筋肉のエネルギー源となるクレアチン
これによって、筋肉増量、シェイプアップ、ダイエットなどあらゆる用途に対応できるプロテインとなっています。
タイムリリースプロテインとしても、今一番オススメですね。
>>頂点を目指せるHMBプロテイン【パーフェクトパンププロテイン】公式サイトへ