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ミオスタチンとは?その抑制にクレアチンとHMBが効果的との研究結果

ミオスタチン

ミオスタチンとは、筋肉の成長を抑制するタンパク質。

 

なぜそんなものがあるのか、理由は様々ですが、ミオスタチンの抑制はトレーニーやアスリートにとって長年の課題でした。

 

このほど、ミオスタチンの抑制にクレアチンとHMBが有効であるとの研究結果が発表されました!

 

まだまだ仮説の段階ですが、より効率的な筋発達を求める人には必見の情報!

 

今回は、ミオスタチンの抑制についてご紹介します!

 

ミオスタチンとは?

ミオスタチンとは、筋繊維から分泌されるタンパク質で、骨格筋細胞の増殖をコントロールしたり、未熟なサテライト細胞が筋肉細胞に変化するのを抑制したりする役割を持ちます。

 

ミオスタチンの役割は主に筋肉の「品質管理」で、ガンやエイズ、糖尿病、火傷などの状態だと異常なタンパク質ができてしまうので、それらを分解して取り除くのが仕事です。

 

しかし、トレーニーにとっては残念なことに、トレーニングで大きく増やした筋肉も、ミオスタチンの「分解対象」となってしまいます。
生きていく上で「不必要」と判断された筋肉は、ミオスタチンによってどんどん分解されてしまうのです。

 

このミオスタチンの働きを抑制できれば、トレーニングの効果は飛躍的に高まると、多くの研究者が推測し、そのための研究が行われてきました。

 

ミオスタチンが無いとどうなるの?

ミオスタチンの役割は、ガンなどで発生した異常なタンパク質を除去することですが、生活やスポーツで必要な筋肉まで分解してしまうのは困りものですよね。

 

タンパク質といえば筋肥大を促進するものというのが常識でしたが、筋肉を分解するタンパク質などというのが存在しているのは、何故なのでしょうか?

 

実は「ミオスタチンが無いとどうなるか?」の実例は、数多く見つかっています。

 

ミオスタチン
ミオスタチン

 

これは、ベルギーで育成されている「ベルジアン・ブルー」という品種の肉牛です。
遺伝子組み換えにより、生まれつきミオスタチンが存在しないため、際限なく筋肉が肥大してしまうのです。

 

これだけ筋肉が肥大すれば、一頭あたりから取れる肉の量も多くなり、ヨーロッパ人好みの引き締まった赤身になるんでしょうか?

 

こんなに不自然なほどに筋肉が肥大すれば、日常生活にも支障をきたすことは言うまでもありません。
ベルジアン・ブルーは、筋肉が邪魔をして自然分娩が不可能なため、100%帝王切開が必要になるようです。

 

これには、ヨーロッパでも「動物虐待では?」という批判の声があるようです。

 

ミオスタチン
こちらは、「シュワルツネッガーの犬」と呼ばれる犬です。
とても犬には見えませんが、犬なのです。

 

もちろんシュワちゃんの飼い犬ではなく、先天性異常によってミオスタチンが欠落しているため、このような筋肥大を引き起こしています。

 

ミオスタチンが欠落している事による異常な筋肥大は、「ミオスタチン関連筋肥大」と呼ばれ、人間でも発症例が見つかっています。

 

ミオスタチン関連筋肥大では、日常生活に支障をきたすほどの筋肥大の他に、「消費カロリーが異常に多い」という問題もあります。
際限なく筋肥大してしまうのですから、そのために膨大なカロリーを消費するのです。

 

ミオスタチン関連筋肥大を発症した人たちは「この世の最後の食事のように夢中で食べ続けている」と言われています。

 

クレアチンとHMBでミオスタチンを適度に制御

ミオスタチン

このように、ミオスタチンは生体の異常な筋肥大を防ぐために大切なタンパク質ですが、日々トレーニングしているアスリートにとっては、ミオスタチンを適度に抑制したほうが、筋肥大のために効果的であることが間違いありません。

 

そのために、世界中の研究者がミオスタチンの制御方法を研究してきたのです。

 

このほど、HMBとクレアチンの併用の効果として、非常に興味深い研究結果が見つかりました。

 

『Journal of the International Society of Sports Nutrition(国際スポーツ栄養学会誌)』に掲載された研究によると、HMBとクレアチンを一緒に摂取することで”ミオスタチン”を抑制する効果があるとのことです。
https://jissn.biomedcentral.com/articles/10.1186/1550-2783-11-38

 

上記の実験の結果、HMBとクレアチンとロイシンの併用によって、ミオスタチンの働きによる筋萎縮を防ぐことができるという可能性が示されました。
ミオスタチンの抑制はアスリートにとって死活問題で、世界中で研究が行われてきましたが、ここにきてHMBとクレアチンの新たな有用性が出てきたということです。

 

この実験では、HMB、クレアチン、ロイシンの3つの物質が、”アキリン1”という遺伝子の活動を刺激し、ミオスタチンの作用を抑制することが発見されました。

 

これを裏付けるためにはさらなる実験を待たなくてはいけませんが、科学者達によると、最も強い効果を持つのがクレアチンで、これにHMBとロイシンが加わることで、ミオスタチンの作用を抑えるとのことです。

 

また、クレアチン、HMB、ロイシンは元々筋肥大に有効な栄養素としてよく知られており、それぞれが独自の経路で筋発達に働きかけるため、トレーニングの効果がより高まると考えられています。
ロイシンがmTORシグナル伝達経路を通じて筋肉合成を促進する事はよく知られていました。
そして、HMBはロイシンが体内で作り出す代謝物質です。

 

つまり「HMBがたくさんある=ロイシンがたくさんある」と身体は判断して身体は筋肉合成を促進するのです。
このため、ロイシン単体のサプリよりも、最近ではHMBの方が主流になってきています。

 

クレアチンもHMBも、トレーニーにとっては心強い味方として人気のサプリメントですが、ここに来て新たな有用性が出てきました!
日々のトレーニングをより効果的なものにするために、サプリメントも上手に活用したいですね!

 

ミオスタチンを抑えるサプリについて

現在のところ、ミオスタチン阻害薬として日本で手軽に購入できる薬は無いようです。
アメリカでは、MHP社の「MYO-X」という薬がミオスタチンを抑えるとして発売されているようですが、日本で認可されている医薬品では無いので、購入のハードルはなかなか高いと言えます。

 

であれば、どこでも手に入るクレアチンやロイシン、HMBを活用しながら、日々のトレーニングに打ち込むことが、ミオスタチンの効果を抑えるために最も有効と言えそうですね。

 

結局のところ、これまでセオリーとされてきた方法が、筋肥大の最も王道にして近道なのです!

 

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